2012年5月
5月19日
5月19・20日の2日間で大学の友人と共に高山まで旅行に行ってきた.
高山に行く目的はただ一つ.
氷 菓 の 聖 地 巡 礼
の為である.
ただいま放送中のアニメ「氷菓」,放送前から注目はしていたのだが,始まってみると予想以上におもしろい!
なんと言っても,千反田えるのかわいさがハンパない!(笑
というわけで,実は3月に行ったばかりなのにも関わらず,もう一度行ってみた.
前回行ったときは見向きもしなかった「まるっとプラザ」.
今回はバッチリ回ってきた.
既に氷菓コーナーが出来ており,そこには交流ノートなども展示されていた.
交流ノートを見てみると,毎日結構な数の人が来ていることが分かった.
確かに,高山はアクセスし易い場所にあるので,巡礼しやすい部類に入るだろう.
まるっとプラザに行った後は喫茶「バグパイプ」へ.
何というか,名前もそうだが,見かけも変わっている.
店内部はオシャレな喫茶店といった感じの雰囲気.
ちなみに店員さんは女性だった.
とりあえず,やっぱり頼むなら・・・ウィンナーココア!
ウィンナーココアなんて初めて飲んだのだが,普通においしかった.
ハートマークには出来なかったが(汗
しかしまぁ・・・聖地巡礼とはいえ,男2人で喫茶店は微妙な感じであった(苦笑
バグパイプに行った後は,少し歩いて斐太高校まで行ってきた.
正門付近はアニメのまま.
正門横の道が氷菓のキービジュアルの場所になっている.
うーん,せっかくなら桜の季節に来たいモノである.
高山に行った後は宿泊先の下呂温泉へ.
宿泊したのは3月に行ったときも宿泊した「小川屋」である.
ここの風呂は一風変わっていて好きである(笑
氷菓の聖地巡礼はほかの場所も行くのだろうか・・・.
どこか別の場所も行きたいものである.
5月11日
5月5日に無事ヨーロッパから帰国した.
帰国した後は何とか社会復帰を果たし(笑),時差+連休ボケと戦いながら何とか1週間耐えきることが出来た.
まぁ,完全に死んでたのだが・・・orz
来週から戻さねば.
ところで,本日メールチェックしてると,以下のようなメールが来ていた.
カタハネ/ヴァニタスの羊のサウンドトラックの直販開始のお知らせメールである!
カタハネは今はなきTarteというブランドから発売されたエロゲであるが,個人的に非常に好きなゲームである.
しかしながら,サントラは流通量が少なく,ゲームショップなどでプレミア扱いの為なかなか入手できずにいた.
ところで,カタハネの制作スタッフはTarte倒産後にRococoworksというメーカーを立ち上げた.
そのメーカーも先日解散した訳であるが,その最後の作品となったのがヴァニタスの羊である.
Rococoworks解散の際に発表された「サウンドトラックの直販のお知らせ」.
このページを見たときの衝撃は今でも覚えている.
「まぁ,どうせヴァニタスの羊だけだろう・・・(ポチッ)・・・おおぉぉぉっ!!」
まさか・・・まさかのカタハネのサントラも再販・・・!
しかも曲目追加に加え,ボーカル曲まで追加収録・・・!
こ り ゃ ロ ー テ ン ブ ル グ 行 く し か ね ぇ な !
というわけで,今回のヨーロッパ旅行において「メインをドイツに据えること」,そしてドイツのメインを「ローテンブルグ」とした理由は,カタハネに有ると言っても過言ではない.
いやはや・・・カタハネ発売から既に5年ほど経過したが,この様な作品のサントラがファンの支持を受けて再販されるというのは,ファンにとっては感激きわまりない.
早く発売してくれることを祈る.
5月3日(ローマ観光)
本日はローマを観光してきた.
ローマは半径5kmの範囲に見所がほとんど有ると言うことで,十分徒歩で回ることが可能だろうと推測し,徒歩で観光してきた.
まず初めに行ってきたのは,フォノロマーノという場所.
この場所は古代ローマ時代には都心であった場所とされており,当時の町並みの一部が残存する様子を観光することが出来る.
内部には神殿跡などもあり,当時の町の発展具合を容易に想像することができた.
フォノロマーノの次はコロッセオまで行ってきた.
というか,この2つは隣り合わせになっているので,併せて回ることが可能である.
コロッセオなんてTVとかで外からの風景しか見たこと無いが,実際に内部に入ることが可能である.
内部に入ると,その昔猛獣達を閉じ込めていた檻の跡なども観光可能である.
この2つの観光スポットは共通チケットになっており,片方でチケットを購入するとどちらにも入場可能である.
今回は,地球の歩き方に書かれているとおり,フォノロマーノから入場した.
これがおそらく大正解で,コロッセオのチケット売り場の行列はすさまじかった.
是非訪れる際には,このルートをオススメする.
コロッセオを午前中に観光を終え,またひたすら歩き,テヴェレ川を渡った.
この地域はトラステヴェレと呼ばれており,ローマの下町というべきか,どこかテルミニ駅周辺などとは異なった雰囲気の様に感じた.
ちなみに,ここで昼食にピザを食べたのだが,非常においしかった.
トラステヴェレで昼食を食べた後,もう一度テヴェレ川を渡り,今度はローマの北の方まで歩き,ポポロ広場まで行ってきた.
この広場はローマの中心道路が3本集まってきている.
その為,ポポロ広場からいろいろな場所に行くことが可能である.
徒歩ですぐにいける場所としては.少し南下した場所にあるスペイン広場が挙げられる.
スペイン広場はローマの休日の舞台となった場所であり,本当に人でいっぱいであった.
スペイン広場の階段を上るとちょっとした広場になっており,広場からローマを眺めることが可能である.
スペイン広場からのローマは,確かにキレイではあるものの,やっぱりヴァチカンから眺めた眺望に比べるとイマイチだった(贅沢).
しかも,スペイン広場はミサンガ売りだらけで,自分も,
「オー,ナガトモ!ナガトモ!」
とか呼びかけられた.
私は全くサッカーに興味ないので,ナガトモもクソも無いわけで,ひたすら無視していたらどこかに行ってしまった.
サッカーに興味ある人とかは気をつけた方が良いのかもしれない.
この後はローマの東の方まで歩いて戻り,テルミニ駅周辺で晩飯を食って終了.
さて・・・明日はついに帰国日である.
無事に日本に帰国できるといいなぁ・・・.
5月2日(ローマ到着+ヴァチカン市国観光)
ユーロスターイタリアは止まることも遅れることもなく,無事にローマ テルミニ駅に到着した.
テルミニ駅は「終着点」という意味らしく,その意味の通り電車の終着駅となっており,いろいろな路線の電車がこの駅で停車する.
その為,この駅も非常に巨大なターミナル駅となっている.
テルミニ駅に着いたので,すぐに荷物を置きに予約していたホテル「ホテル ガブリエリ」へと直行.
テルミニ駅から徒歩5分以内と,非常に便利である.
うーん・・・しかし,意外にも空港直結が一番やっかいだったな・・・(ボソ
ホテルの部屋は,まぁそれなりといった感じ.
日本のビジネスホテルより少し広いかな,という感じである.
ただし,風呂は予想以上に狭い(ヴェネツィアのホテルよりは入りやすいが).
荷物を置いて身軽になったので,早速本日の目的地ヴァチカン市国へと行ってきた.
ヴァチカン市国まではテルミニ駅から徒歩1時間弱ぐらいであった.
バスか地下鉄を利用するのがいいらしいが,せっかくのローマ,歩かないと意味がない.
というわけで,がんばって歩いてみた.
ローマを歩いてみると分かるが,観光スポットまでは十分歩いて行くことが可能である.
ただ,道が石畳になっていることが多いので,足下に気をつけながら歩く必要がある.
ヴァチカン市国のサンピエトロ寺院は,上まで登ることが可能である.
途中までエレベーターになっており,そこから階段をひたすら登る必要がある.
ローテンブルグやケルンよりは降りてくる人が居ない分登るのは楽だった.
上からはローマ市内が一望することが可能である.
今回の旅行ではいろいろな町を一望してきており,もはやヨーロッパの町の美しさは十分に理解しているつもりであった.
しかしながら,改めてローマを一望してみると,やはり美しかった.
これまで一望してきた町は,ギュッと小さく凝縮された町を眺めていた印象であったが,ローマはやはり首都,ずっと先まで町が続いている様子を見ることが出来た.
下りのエレベータを降りると,サンピエトロ寺院の内部に入ることが出来た.
サンピエトロ寺院は,カトリックの総本山と言われるだけあり,内部の作りがまたすばらしい.
教会建築及び教会美術についてはサッパリ分からないが,サッパリ分からない自分でもすばらしいと感じさせるあたり,やはりすごいんだろうと思う.
(これとは対照的に,絵なんて見てもあまり感動ないしねぇ・・・)
さて,では明日は旅行の最終日.
思う存分ローマを満喫してこようと思う.
5月2日(ヴェネツィアからローマへ)
本日はヴェネツィアからローマへと移動である.
せっかくなので,朝早く起きてヴェネツィアを歩いてみた.
6時頃から歩いてみたが,この時間帯だとほとんど観光客の姿も無く,人の少ないヴェネツィアを堪能する事が可能である.
サンマルコ広場などの写真を撮るのであれば,絶対に早朝がオススメである.
さて,本日乗るのはユーロスターイタリアである.
列車の時刻表を見て,停車するコンコースに行く・・・その前に,電光掲示板を確認すると,全く違うコンコースから出発予定と表示された.
ふふふ・・・もう慣れたよ,コンコース変更や時間変更には(泣
ユーロスターイタリアの2等席はキレイで,ぱっと見た感じは飛行機のエコノミークラスといった印象.
但し,座席の上の荷物入れが小さいので,トランクが入らない.
これまで乗ってきたICEやECは荷物入れが大きくトランクが入ったので油断していたが,ユーロスターイタリアは入らないので,別途荷物を置く必要があった.
というか・・・これは絶対に設計ミスじゃないのか・・・.
コンセントはICEと同様に座席中央部に備え付けられている.
ソケット数はICEより多く,2つ備え付けられている.
その為,もし隣の乗客も使用することになっても大丈夫である.
(ちなみに,新幹線は1個しかソケットがない為,自分は常に鞄に3個口ソケットを入れるようにしている.)
ユーロスターイタリアの座席はICEに比べると狭い印象を受けた.
特に4人席の机が小さく,PCを置いてしまうと埋まってしまう.
2人席の広さがちょうど新幹線ぐらいだろうか.
そう考えると,ICEはかなり広かったんだな,と痛感させられた.
また,座席が狭いのは良いとしても,コンセントの電源供給が不安定である(汗
サンタルチア駅を出発してから何度も電源供給が途切れた.
しばらくすると安定したものの,不安定である区域がある印象である.
電子機器のバッテリの充電には使えるが,バッテリ無しでの使用は気をつけたい.
さて,無事にこの列車がローマまで向かってくれることを祈る.
5月1日(ヴェネツィア到着・観光)
昨日の夜にヴェネツィアに無事に到着した.
ヴェネツィアのサンタルチア駅に到着して感じた事は・・・
「すげー・・・マジに車が走ってない!」
サンタルチア駅の目の前がもう船着き場になっており,出た瞬間に船が行き交う様子を見ることが出来る.
駅に到着してからは「PER RIALTO」や「PER S.MARCO」の案内に従って行けばサンマルコ広場にたどり着く事が可能である.
・・・とガイドブックには書かれているが,非常に迷った(汗
途中にカンポと呼ばれる広場に出たときに方向を見失ってしまい,なかなかサンマルコ広場にたどり着く事が出来なかった.
しかも,ヴェネツィアは石畳なので,トランクを運ぶのが結構ツラい.
是非ヴァポレットと呼ばれる船を利用する事をオススメする.
サンマルコ広場にたどり着いた後,徒歩5分ほどで予約していたホテル「ガブリエリ」に到着.
部屋はシングルで確かに狭い.
が,それ以上に風呂が狭い・・・.
まぁ,ヴェネツィアのサンマルコ広場周辺のホテルは,高価な割に狭い事で有名らしいので,しょうがない.
ちなみに,英語は普通に通じる上に,無線LANを部屋で利用可能であった(無料).
そして本日,ヴェネツィアの観光をしてきた.
今回の旅行では,ヴェネツィアを歩き回るのがメインであったので,実を言うと観光スポットはあまり回れていない.
とはいえ,さすがに1つも回らない訳もなく,まずは「ドゥカーレ宮殿」に行ってきた.
なぜこの宮殿に行ってきたかというと・・・
ARIAの聖地である「溜め息橋」を実際に渡ることが出来るからである!
この橋は宮殿と牢屋をつなぐ橋となっており,この橋を渡ることは,もう2度と牢屋から出られないことを意味していた.
罪人達はこの橋を渡る時にヴェネツィアの美しい風景を眺め溜め息をついた,というエピソードから名付けられたらしい.
実際に渡ってみて,途中の窓から見てみた.
確かに,これから牢屋へぶち込まれるという時に,この美しい風景は本当に溜め息モノだと思った.
私にとっては,ARIAの聖地巡礼ができてうれしさのあまり溜め息ものであったが(笑
ドゥカーレ宮殿を見学した後は,サンマルコ広場の鐘塔に登ってきた.
内部はエレベーターがあり,頂上まで一気に登ることが可能である.
(今回の旅行で初めて楽に塔を登ることができた・・・!)
鐘塔の上からの眺望はすばらしい・・・!
ローテンブルグの時も感じたが,ヨーロッパの町並みというのはどうしてこんなにキレイなのだろうか・・・.
ずっと先まで同じ色の家が続く風景は本当に美しいと思う.
鐘塔に登った後は,ヴェネツィアの町を歩きながら,ARIAの聖地を巡ってきた.
ARIAの聖地は何気にサンマルコ広場周辺に多いので,これらを抜きにして,ほかの場所を回ることにした.
ヴェネツィアに来ると何度も通ることになるリアルト橋.
リアルト橋はARIAの作中では頻出箇所である.
確かに,実際に見てみると,どの角度からみても絵になる橋であるので,ARIAで取り上げられても全然おかしくないと思う.
ARIA作中で姫屋のモチーフになっている「ホテル ダニエリ」.
ダニエリは1泊9万近くする(滝汗
ただ,実際に見てみると,入り口そのものは高級感があまりなく,はじめは全然気づかなかった・・・.
エントランスを入ると豪華らしいが・・・さすがに宿泊していなかったので入ることはできなかった.
ARIAの聖地と言えば・・・やっぱりゴンドラ!
まぁ,ARIAの場合ウンディーネは女性な訳だが,現実はそうは甘くなく,漕ぎ手は全員男である.
実際漕いでいる様子を見ていると,結構力仕事に見えるので,たぶん男でないとダメなのだろう.
ちなみに,私の場合1人で乗ったので30分で80ユーロだった.
確かに高価ではあるが,こんな体験が出来るのはヴェネツィアだけなので,是非一度体験してみるのが良いと思う.
ヴァポレットに乗っても運河をずっと走ることは出来るが,細い水路を走る事は不可能である.
ゴンドラにのったおかげで,溜め息橋をくぐることができたり!
随所で説明してくれたり,しかも,こちらの質問にも答えてくれたり,と個人的には大満足であった.
本日は,今回の旅行の疲れが溜まってきたのか,足が痛くなってきたので早い目にホテルに戻ってきた.
いやはや,ヴェネツィアはARIAの聖地ということで行くことにしたのだが,本当にすばらしい都市だと思う.
なんていうか,どこを撮っても絵になる写真になる町だなぁ,と感じた.
もちろんHPに載せている写真以外にも撮影してきているのだが,自分が撮ったにもかかわらず,絵はがきの絵になりそうな写真ばかりである.
是非機会があればもう一度訪れたいと思う.
明日は朝からヴェネツィアから最後の滞在地であるローマへと移動である.
今回もトラブル無く移動できますよーに!(笑